11月5日 説教

「イエスを信じて眠りについた者への希望」
永眠者記念礼拝

<聖書>テサロニケの信徒への手紙Ⅰ4:13~18
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)

今現在、この世で生きている私たちが「イエスを、自分を罪から救い出してくださった救い主だ」と信じるなら、「神の子イエス・キリストが、先に眠られた方と同様に、天のご自分の御許に導いてくださる」のです。神の子であり、救い主であり、最終的にこの世を一番よい形で治めてくださる「主イエス・キリスト」とともに、その御許でずっと過ごせるだけでなく、主イエスを信じつつ、先に眠られた方々と再び会うことができ、ずっと共に過ごすことができるのです。
いつ、どんな形なのか、私たちに知らされていない部分も多いです。しかし、主イエスを救い主として確かに信じるなら、私たち自身も復活し、天で主イエスと、そして先に眠った方と再会できることは、確かなこととして聖書に記されているのです。まだ主イエスの救いを信じておられない方は、ぜひ信じていただきたい、そう切に願います。
死も、神の恵みのご支配の下にあります。神が、独り子イエス・キリストを死の力を打ち破って復活させられたように、同じ恵みを私たちに与えて下さることを、「希望をもって信じることができる」のです。