7月22日説教

 

7月22日創立記念礼拝説教
「どんな国の人でも神に受け入れられることを信じて」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書  使徒言行録10:24~43

 

私たちの山口信愛教会は、教会設立127周年を迎えました。127年前、アメリカの宣教師が種蒔いた時以来、伝えてきたメッセージ・・・それは「神の独り子イエス・キリストが人間を罪から救い出し、永遠の命へと導ける唯一のお方、救い主である」ということでした。それとともに、大切にした教えの一つが今回の箇所で語られている「イエス・キリストはすべての人の主だ」ということだと思うのです。現在の山口信愛教会もいろいろな国の出身の方と共に礼拝を持てることはなにより感謝ですが、特に教会の誕生期、遠い異国から福音の種を蒔きに来た宣教師と一緒に礼拝を守った人たちはまさに「イエス・キリストはすべての人の主だ」ということを強く感じたのではないでしょうか。
このメッセージをこれから先も宣べ伝え続け、証しし続けていく群れでありたいと願います。神は、国籍や人種だけでなく、人間には乗り越えることのできない様々な「隔ての壁」を乗り越えさせてくださり、共に御前に招いてくださるのです。壁を乗り越え、相手を愛させてくださることによって、教会はまた一歩前進することができることを信じて、未来に向け共に歩んでまいりましょう。