4月2日信徒奨励

「オリーブの若葉」
<聖書>創世記8:8~12
Y兄

「鳩は夕方になってノアの元に帰ってきた。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。」(創世記8章11節)国連のエンブレムにもこのオリーブの葉があしらわれています。オリーブは、まさに、新しい道、命の出発の象徴です。
神様の声に従って、ノアは箱舟から出て、神様から与えられた新しい命の大地に第一歩を踏み出します。そこは、一体どのような大地だったのでしょうか。根こそぎになった大木や大小さまざまな岩や石が無数に転がった緑一つない大変な荒地だったに違いありません。しかし、ノアは、この大地こそが、「神様が示された新しい命の道」だと信じ、神様へ心からの感謝を捧げました。ノアたちは、感謝と喜び、そして希望をもって、その大地を力の限り懸命に耕し続けたに違いありません。それはまさに神様からの約束を実現するための聖なる労働でした。
山口信愛教会の2017年度の新しい歩みが始まりました。教会は、そこに集う人たちにとって、「感謝と喜び」に溢れるところでなければ、真に、地域に開かれた教会、伝道の場とはなれないでしょう。神様を中心に、より多くの聖なる労働(奉仕)を重ね合わせて、ともに支え合い、励まし合って新しい年度を歩いて行ければと願っています。