昨日(9月4日)午後よりようやく山口に久しぶりの晴れ間が訪れ、すがすがしい風が吹き始めました。そして今朝も台風一過の快晴。空気も澄んで歩きたくなります。そこで朝、ちょっとだけ教会の前を歩いてみました。
程なく橋の真ん中で佇み、川上に目を向けますと、一見の価値ある松の姿に出会います。以前から、実に見事な松がある、と見惚れていました。下の写真の通り、その松の本体はうねりあがり、枝は水面に向かって垂れています。小川のほとりで幾年も風雨に耐え、私たちの営みを見守ってきたのだと思うと、あらためて自らの小ささを感じます。そして連綿と新しい命を紡いでいる(青いまつぼっくりの写真)。
その松、実は支柱によって支えられています(下の写真)。この支えがなければ、きっと折れていたに違いありません。
そう思って見ていると、頭の中に自然と讃美歌のメロディーが流れてきました。それは、讃美歌270(54年版)「信仰こそ旅路を みちびく杖〜♪」。
信仰こそ旅路を みちびく杖
よわきを強むる 力なれや
こころ勇ましく 旅を続け行かん
この世の危き 恐るべしや
わが主を頭と 仰ぎ見れば
ちからの泉は 湧きて尽きず
めぐみ深き主の 御傷みまつれば
わずかに残る火 ふたたび燃ゆ
(54年版240番、讃美歌21 451番)
この曲は私が洗礼をうけた教会でよく歌っていました。
私も大好きな讃美歌です。
うねりあがる松をまじまじと見、元気をもらった朝でした。
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