8月22日、リードオルガン(昭和30年代の生産、ヤマハ製)を和久井氏に調整して頂きました。和久井氏とご子息(遠州教会/長老・役員)のお二人でお越し下さいました。本当は調整の様子を終始見学したかったのですが、お二人のお仕事に差し障ることを考え、時々様子を伺いに参りました。
オルガンを丁寧に解体なさり、気づいていなかったストップの不具合も発見なさり、約4時間かけて、再びあたたかく、優しさのある音色を取り戻してくださいました。
お別れの時、玄関で教会音楽やリードオルガンのことについてお話しする貴重な機会が与えられました。静かなお人柄の背後にある、信仰に裏打ちされた職人魂から底知れぬ気迫を感じました。もっともっとお話ししたかったのですが、次のリードの調整のために出発なさいました。