毎年秋に開催される西中国教区教職研修会。日本キリスト教団に属する西中国教区(島根、広島、山口)の牧師たち(30名参加)の研修会です。
今年は、山口県光市にある、かんぽの宿光での開催でした。
今回のお題は、「伝統的ウラマーと近代的サラフィー主義者:預言者ムハンマドの『遺産』をめぐる歴史と現状』と題して、イスラム教について徹底して学ぶ研修会となりました。
講師は森山央朗(もりやまてるあき)先生(同志社大学神学部准教授)。
マシンガントークといってもいいその話しぶりに、ついていくのがやっと、もしくは、年配の牧師はついていくのを諦めていた節も。。。
慣れないイスラム圏の歴史的人物の名前を理解するのは、まるでロシアの文学を読んでいて、この名前だれだったっけ、というのと同じ印象さえ抱くほどで。。
しかし、知られざるイスラムの根本思想を宗教の観点から学ぶことが出来たことは、理解を深めるきっかけになりました。
そして他宗教を知ることによって自己批判を試みる機会にもなりました。
開催が、光市ということもあり、改築して明るくなった光教会を訪問することができました。
記念写真をパチリ。