1月13日説教
「主イエスと一緒に戦おう」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書 ルカによる福音書11:14~23
21節でイエスはこの世の現状を「悪霊・サタンが十分に武装して自分の屋敷を、あるいは城を守っていると譬えられるのです。しかし22節で「もっと強い者が襲って来てこの城を守っている人が攻めてきて」悪霊、サタンを襲い勝つというのですが、その際「悪霊、サタンの頼みの武具をすべて奪い取り、分捕り品を取り戻すのだ」と譬えを通して教えられるのです。「もっと強い者」とは、神の独り子であり、救い主の「イエス・キリストご自身」のことです。イエスが、悪霊・サタンの城を襲撃し、その中にある悪霊が奪っていったものを取り返すのだ!と教えられています。
このたとえにおいて私たちがたとえられているのは、悪霊・サタンのもとに置かれている「持ち物」です。その持ち物に譬えられる私たちはサタンに勝利した主イエスによって奪い返され、主イエスのものとなったのです。そんな私たちは、主イエスに感謝の思いをもち、無力ではありますが「共に悪霊・サタンと戦う」思いを持つことが大切です。傍観者であってはなりません。