11月18日説教(降誕前第6主日礼拝)
「求める者に与えられる聖霊」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書 ルカによる福音書11:11~13、ガラテヤの信徒への手紙5:16~23
ガラテヤ書5章22、23節では「聖霊に導かれた歩みをするなら、なにがもたらされるか」が、具体的に挙げられています。それは「愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」です。これらはどれも自分のことより「相手を愛し、大切にすることのできる」本当にすばらしい実なのです。相手がどんなに冷たくても、また「つらくあたってきても」それでも、神の霊である「聖霊に満たされるなら」イエス・キリストの心を心とできるので、相手を受け入れることができるのです。これはルカ11章13節にあるように「私達が神の愛に基づき、隣人を愛していきていくために」もっとも必要なものであると私は確信をもって言えます。
皆さんの周りにも神によって助けていただかなければならない人は沢山おられるはずです。ぜひ自分の思いを捨て、「あの人を愛させてください」という思いをもって祈りましょう。そうすれば聖霊は与えられるのです。それが平和を作り出す一歩であり、未来を変える一歩であることを信じます。