9月23日説教
「神の国が近づいたことを告げ知らせる」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書 ルカによる福音書10:1~12
ここから分かることが3つあります。一つ目は収穫は多いのだということです。今の時代、キリストを求める人なんて少ないに決まっている!そう考えるのは人間の早合点です。今の日本でも「収穫は多い」と神は仰っていると私は信じます。そして二つ目は「その収穫をする人が少ない」ということです。これは、時代の新旧、場所の東西を問わず「やはり収穫をする人が足りない」のだと思います。それは人数ということともに「質の面において」です。
3~12節でイエスは「力ある、キリストの平和の言葉、挨拶」に身を委ねること。そこに人間的な打算は加えず、相手が受け入れようが受け入れまいが、自分がぶれずに、ただシンプルにひたすら「キリストの平和・神の国の到来」を伝え、堂々としていることが教えられます。しかしこれができる人が「少ない」のです。だからこそ、「本物の収獲者となる方」が増えるように祈りましょう。そのためにはお一人お一人が意識を変えることが大切です。収獲者として成長し整えられることを求めてまいりましょう。
そして最後の3つ目、それは「伝道はチームプレーだ」ということです。二人一組になるというのは仲間と協力し、よく祈り合ってこそ「真の伝道はできる」ことの表れです。教会が一つ思いになり、祈り合い「神の国の到来、キリストの平和」を伝道してまいりましょう。