4月7日説教
「死によって真理を示して下さった主」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
ヨハネによる福音書18:28~38a
今回の箇所ではイエスご自身が、真理そのものである、と仰っています。他の聖書の箇所でも、例えばヨハネによる福音書14章6節で、イエスご自身はっきり「わたしは道であり、真理であり、命である」と言われました。神は、独り子イエスを、真理として、この世に、遣わされました。そうであれば、大切なことは、このお方の声に、耳を傾けることです。このお方が、語られる言葉を、真理として聴く、ということです。
イエスは、ピラトに対して「私こそが、真理なのだ」と言われました。そして、「真理に属する人は皆、わたしの声を聞く」、と言われました。だから、この箇所を読む私達一人ひとりに対しても「私の語る言葉に、耳を傾け、私の声を聞きなさい。そうすれば、あなたも、真理に属する者となれるのだ。」と語りかけておられるのです。