7月7日説教 「あなたがたも悔い改めなければ…」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書:ルカによる福音書13:1~5
イエス・キリストは、私たちが返しきれない負債を抱えたまま滅びに至ることから「何としても救い出そうと」して下さる方なのです。私たちの罪の身代わりとなって十字架にかかってくださり、そして復活してくださったのです。私たちのことをこれほどまでに愛してくださる主によって神との間に和解をしましょう。どんな人であれ、これをしないでよい人はどこにもいないのです。
事件や事故に対して「どうしてこれが起こったのか?」と原因探しをしがちな私達ですが、それは神の喜ばれることではありません。決してそうではないことを思い返しましょう。 それよりも…「ひょっとしたら、自分にも同じことが起こるかもしれない」と考える方が大切です。そして「いつ何が起きてもよいように、神にあって備えをしておく」ことをする、つまり「神に立ち帰り、イエス・キリストにあって神と和解しておくこと」が大切なのです。そして…この生き方を目指すことが「悲しみ、苦しみの渦中にある人に、寄り添う力になる」と私は信じます。
私たちは「痛ましい事件・事故・災害」の報に接したとき、第三者的に捉え、興味本位で原因を探るのではなく、「まず自分は神のまえにどうあるべきか」をぶれずに探ってまいりましょう。いつ何が起こっても、ブレずに、主の前に感謝して立つ。そのような山口信愛教会であることを祈り願います。