8月11日説教 「家族の救い」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書:使徒言行録 16:25~34
主イエスを信じなさい。そうすればあなたも、家族も救われます」というパウロの言葉に大きな励ましを受けた、そして慰められたという方は世界中におられます。大切な御言葉だからこそ改めて16章31節が教えている大切なポイントは三つです。
〇一つ目 キリストによる、救いの業は一人一人の存在において起こることですが、しかしそれは「一家の救い、一族の救い、一つの民の救い」であるということです。
〇二つ目 救いは神の契約の民にもたらされるのですが、しかしそれは自動的に起こるのではない!ということです。家族の一人一人が御言葉を聞くことが大切だということです。そのためには、32節でパウロが看守の家族全員に主のことばを語ったように、家族に御言葉を聞かせることが必要なのです。
〇三つ目、それは「ブレずに主イエスを信じる」ということです。一生懸命に、真剣に主イエスを信じることがブレてしまっては家族に信仰を証しすることはできません。主イエスを信じるとは「主イエスが私を罪から救うために十字架にかかって身代わりに死んで下さり、三日目によみがえって下さった真の救い主であることを信じる」ことに他なりません。そのことを信じ続け、希望をもって歩みましょう。そうすれば「その姿勢、その心の中にある希望」は必ず家族に伝わると信じます。教会全体で「家族の救い」を大切に考え祈りつつ歩んでまいりましょう。