桜の紅葉が美しい季節ですが、教会前の桜並木は毎年紅葉を迎える前に、惜しげも無く散ってしまいます。
そんな中で、今朝は紅葉した葉を一杯つけて頑張っている、一本の桜の木を発見しました。この木の紅葉も、もしかするとこの週末の天気によっては散ってしまうかもしれません。桜吹雪と同様、一抹の寂しさを感じます。
時が巡り新芽を芽吹き、また時が来て散っていくその様は、この世を生きる私たちの人生とも重なります。
教会では、この年二名の姉妹を天に送りました。そんな寂しさも感じながら、頭の中では7月に逝去した父が、よく唄って聞かせてくれたシャンソン「ザ・フォーリンリーブス」が、イヴ・モンタンの声で流れています。