梅雨らしい大雨の今日(6/26)、お隣の山口教会にて、2ヶ月に一回行っている牧師有志の神学の勉強会に出席しました。
警報が出るほどの大雨のため、教会前の一の坂川が増水し、愛らしいカモの家族は行き場を失い、陸に上がって、駐車場で遊んでいました。それはそれで愛らしく、微笑ましい光景でした。
テキストは古典の領域に入ったといっても差し支えない、トゥルナイゼンの『牧会学』です。本日は同書15章を学びました。
牧師の大切な牧会という務めは、コンパクトにいえば、「魂への配慮」といえます。それは、どこまでも聖書の言葉によって、私たちの罪が赦されていることを告げ、悲しみや不安から解放し、生きる希望と勇気を取り戻していく、多岐にわたる大切な務めです。
牧師は一人で悩み、意気阻喪しがちなことがありますが、こうして同労者たちと神学を学び、しばし立ち止まり、聖書的アプローチから自身を見つめ、互いの悩みを分かち合い、祈り会う時間が与えられていることは、大きな恵みです。
会場の山口教会は今年で創立133年を迎えた、山口市で最も古い教会です。趣のある会堂に重厚感を感じます。