キリスト教音楽講習会①

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重松大悟氏(奏楽者)

8/26(火)〜29(金)にかけて、東京目白にある、日本聖書神学校を会場に「第86回キリスト教音楽講習会」が開催されました。毎年気になってはいましたが、今まで参加することが出来ずにいました。今回は、当教会の男性奏楽者を連れて、初参加でした。

 

浦上充牧師(城之橋教会/福井)

浦上充牧師(城之橋教会/福井)

結論から言えば、本当に素晴らしい講習会で、礼拝の固定概念を崩されたような心地がしました。単に形式や所作ばかりでなく、その一挙手一投足の背後にある、論理と、霊性が礼拝の中で融和し、み言葉が明確に伝えられ、しかも、会衆が数多く参与する礼拝に、違和感を覚えるどころか、新鮮さと、深い共感を感じました。この感覚は、おそらく書物でどのように文字を重ねて解説しても、残念ながら伝わらないのだろうと思います(おそらく、この文章でも(T_T))。その場に身を置き、体験することから全てははじまる、というあたりまえのことを、改めて学びました。分かりやすく言えば、コンサートホールでのライブの中に身を置くことと、CDの解説書を繰り返し読むくらいの違いでしょうか。

 

特に、説教後の沈黙の祈りの時間、そして、音楽礼拝でのオルガン演奏中の祈りの時間、自らの内面を見つめ直す機会が与えられ、この世に生が与えられ、家族で一人教会へ導かれ、今は教会にお仕えする立場として召されている、一連の人生の軌跡を振り返りながら、普段よりも深く、神への感謝の想いが脳の髄より湧き溢れて参りました。

 

IMGP3395開会礼拝での椎名雄一郎氏(吉祥寺教会オルガニスト、活水女子大学教員)のオルガンでの奏楽には、これまで経験したことのない程の、深い讃美歌理解とオルガン技術との融合した奏楽に、魂が高められていく思いがしました。(バッハ全曲演奏会という意欲的なCDの販売もされていましたので、Vol1と2を求めました。毎日牧師室で流しています。最高です(^^))

 

IMGP3408会場となった日本聖書神学校は、およそ15年ぶりに門をくぐりました。

かつての味気ない雰囲気から一変して、すばらしい礼拝堂と図書館が立っていて、ビックリしました。

エントランス脇の余裕を感じさせるもみの木周辺の植栽に、感動しました。

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