5月20日(ペンテコステ礼拝)
「教会を動かす力」
隅野徹牧師(日本基督教団 山口信愛教会)
聖書 使徒言行録2:1~13
ペンテコステの出来事の時、愛の神・イエスの霊である「聖霊」に満たされた、弟子達、使徒達は、心の中が「神、イエスの愛で満たされた」のです。そして世界中の人を「愛せるように」なったのです。福音を伝えても石を投げられることもありました。それでも相手を愛し、大切に思うからこそ、「福音を伝えたい」と思ったのです。
世の中の多くの人は「自分が神様に愛されている」ことを知らずに、自分などいてもいなくても同じだと思っています。そして「悪いことをしたって誰も見てないからばれない」と思って悪いことをします。そして罪を塗り重ねているのですが、そのことに気づかず、泥沼にはまってします。そして多くの人は自分のことしか考えない状態です。「あの人がどうなろうと、私には関係ない…」。 しかし、愛の神の霊である「聖霊」に満たされた人々は、神に愛されていることを知らずに、罪を重ねている!そういう人に対し「無関心ではいられなくなる」のです。そして「あなたは神に愛されている。価値がないのではなく、本当に尊い存在なのだ」ということを伝えずにはいられなくなりました。そして「神の愛を宣べ伝える教会という場所」が誕生したのです。