新型コロナウイルス感染予防の観点から、ご自宅で祈りの時を持たれる方のために、『在宅での礼拝ガイド』をご案内します。
山口信愛教会・在宅での礼拝ガイド
「ダニエルは…家に帰るといつものとおり二階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた。」(ダニエル6:11)「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」(マタイ18:20)
復活の主の御名を賛美いたします。新型肺炎の感染予防のため、在宅にて礼拝を守られる方の一助になればと思い、礼拝ガイドを作成させていただきました。以下はあくまでも一例です。お一人おひとり状況が違いますので、聖霊のお導きに従い、無理なく続けられる形で行ってください。
- なるべく日曜日10:15~ に礼拝ができるようにしましょう。
時間が余ったら礼拝をするのではなく、神のために時間と場所をとりわけて備えてください。大変な時にこそ、神の前に静まることが必要です。同時間にご無理であれば、ご自身が一番神に心を集中できる時を選びます。(例:早朝に一人の部屋で)
- 週報の式次第の順番に、できれば司式者のように項目を読みながら進めます。
礼拝は神の招きから始まり、私たち人間がそれに応答するというリズムで進みます。聖書は神の言(ことば)ですから、特に丁寧に読みます。メッセージを朗読し、静まって心を主に向け、主が語られたことについて黙想しましょう。教えられたこと、心に留まったみことば、自分が導かれた思いや疑問などをメモすると、後で恵みを振り返ることができます。
- 賛美をささげましょう。
賛美は説教箇所に関連するものを選んでおりますが、なじみのある賛美をささげてくださってもかまいません。歌詞を静かに読んだり、賛美のCDを聴くことでも恵みを味わうことができます。
- 感謝の応答をしましょう。
メッセージの応答として黙祷をささげます。週報にある誕生者や祈祷課題、ご自身の課題について祈ります。感謝と献身のしるしとして献金(席上・月定等)の時間を設け、おささげしたものは来会できる時まで取り分けておきます。
- 2~3人で共に礼拝することも恵みです。
一緒に礼拝ができるご家族やご友人がおられれば、ともに御言葉にあずかり、祈ることで大きな力になります。
<霊的養い・黙想のために>
・貸出ノートにご記入のうえ、教会図書を積極的にご活用ください。信仰書が必要な方は注文を承ります。絶版になった本も、中古で購入可能なものもありますのでお尋ねください。アパ・ルームやマナ、一日一章などの黙想書を通して、日ごとに御言葉に養われることもおすすめします。出版されている本のパンフレットは教会にあります。アプリでも黙想が配信されています。
・パソコンやスマホで「教会 礼拝 動画」等で検索すると、いろいろな教会の礼拝を視聴することができます。
・キリスト教ラジオ放送局FEBC(AMラジオ1566kHz)では、毎日21:30~22:45に放送しています。超教派の礼拝説教や賛美歌などバラエティ豊かな内容で、インターネットでも聴くことができます。
その他、よい内容のものがあれば随時ご紹介します。
孤独を感じる時にも、常にキリストは共におられます。教会はキリストの命によって一つの体であり、世界中また天上にある兄弟姉妹とつながって共に礼拝していることを思い出しましょう。
教会では皆様を覚えていつも祈っています。電話やお便りで近況や、こんな礼拝をささげている等を教えていただけると感謝です。牧師にご連絡いただければ、人が密集しない日に教会で短くご一緒に祈ったり、御言葉を分かち合うこともできます。
週報・説教原稿は土曜日に準備できております。ホームページにも同内容が掲載されています。当面書面やメールでの送付を希望される方やご質問など、お気軽に牧師までお申し付けください。皆様が心身ともに主の守りのうちにあり、また笑顔でお会いできますように、心からお祈り申し上げます。主にありて。
2020年4月12日 イースターの日に 隅野徹、隅野瞳